now loading...

H.M|採用情報|京王バス株式会社・採用特設サイト

042-352-3707(受付/平日9:00~18:00)

社員紹介STAFF

H.M/管理部システム業務推進担当課長

H.M/管理部システム業務推進担当課長

文系・理系問わず挑戦できる環境で、会社の成長に携われる面白さがあります

H.M/管理部システム業務推進担当課長
入社:2009年9月(中途)

文系出身者が挑戦したIT分野の専門領域

写真

――文系学部卒のMさん。前職から御社へ転職を果たした経緯を教えてください。

学生時代は商学部を専攻していたのですが、いざ就職活動を始めるにおいて“自分の可能性を狭めたくない”という想いから、様々な業界を見て吟味していました。その中でも時代の最先端を行くIT業界に興味を持ち、専門技術を身に付けるべくシステム開発会社へ入社。社内の請負案件やオンサイト案件などを手掛けるITエンジニアとして5年ほど勤めていました。仕事自体は好きでしたが、将来のキャリアを見据えて“今後、自分はどういった仕事をしていきたいか”を考えた時に、「技術者側ではなくユーザー側として、システム開発を発注する立場に挑戦してみたい」という新たな目標を設定し、弊社の管理部システム業務推進担当へ転職しました。

――入社後は、どのような業務を手掛けられましたか。

業務システムの最適化や、クラウドサービスの導入、バス事業におけるビッグデータの分析などを幅広く行ってきました。大きなプロジェクトだと、バス利用データ分析システムの構築プロジェクトなどが挙げられます。社内の6割以上の部署が関わり、業務効率化に大きく貢献することができました。現行業務に合わせて古い業務システムの刷新や革新を図り、ベンダーと新システムの開発を進める仕事です。

あらゆる部署に幅広く関われるやりがいがあります

写真

――システム業務推進で大変に感じる部分はどこですか。

私たちの導入するシステムの最終利用者は、営業所や工場などの現場社員となることがほとんど。そういった部署の業務が少しでも改善されることを目標に、現場視点を大切にしながらお困りごとを解決できるように取り組んでいます。大変なのは、現場社員に新しいシステムの切り替えを受け入れてもらうことでしょうか。人は「変化」を避ける傾向にあり、弊社においても、“便利になるからといって、慣れ親しんだ業務フローを変えたくはない”という考えの社員が多数。
ですので、基本的には業務システムの刷新が決まった段階で、“こういう風に業務フローを変えていきたいよね”というところを業務の主管部署としっかり話し合い、現場社員にもヒアリングを行いながら納得してもらった上で進めていけるように心がけています。

――では一方で、やりがいを感じるポイントは?

後方支援に留まらず、社内全体の業務に広く関わっていけることにやりがいを感じています。それぞれの部署に対して俯瞰的観点から業務効率化のアプロ―チを行い、全体的に質の高いパフォーマンスを提供していくことができるのは、システム業務推進担当だからこそ。最近では、サイボウズ(株)のクラウドサービス「kintone(キントーン)」の導入により、ベンダーに発注せずに自社内で様々な部署の課題を簡単に解決することも多く、私たちが主体となってアプリケーションを提供することができています。業務の一つひとつに責任の重さを感じますが、その分、託されたものも大きく、会社の期待に応えていけるよう、日々自分たちの仕事に向き合っています。

技術担当者として、今後も会社の成長に貢献していきたいです。

写真

――システム業務推進担当の役割は、どこにあると思いますか。

どのような業界においても、時代の流れに適応できない会社は市場における競争力を失ってしまいます。そんな中で、私たちの使命は、ITを活用して全社の業務を推進・革新していくことに寄与すること。社内のITシステム最適化に取り組み、技術的な観点から会社の成長に大きく貢献していくことこそが、システム業務推進担当に課せられた役割です。例えば、先にお話ししたバス利用データ分析システムでは、お客様の利用実績データをバスの1便1便に紐づけて、その便が収支としてプラスなのかマイナスなのかを明らかにしました。これまでは現場社員のお客様が乗っている、乗っていないの定性的な感覚をもとにバスのダイヤ改正を行ってきた部分が強いのですが、このシステム開発を機に、ダイヤ改正を定量的な指標をもって行うことが出来るようになりました。これにより、ダイヤ改正の精度がこれまでよりも確かなものとなり、会社収支に貢献することが出来たのではないかと思います。

――最後に、今後の展望をお願いします。

こうしている間にも、新たな技術はどんどん世に生み出されています。常に最新技術に対して高くアンテナを張り、弊社のバス事業に活用できる最適なルートを考え、今後も「新たな価値の創造」を実現していきたいと考えます。弊社のさらなる発展のカギを握るのは、他でもないシステム業務推進担当の私たちかもしれないからです。

PAGE TOP