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K.K|採用情報|京王バス株式会社・採用特設サイト

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社員紹介STAFF

K.K/ターミナル営業部事務員

K.K/ターミナル営業部事務員

磨き上げた武器を活かし、人々の生活を支えます

K.K/ターミナル営業部事務員
入社:2014年4月(新卒)

人の生活に密接した仕事を望み、京王バスに入社しました

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――Kさんは理工学部卒とお聞きしました。就職活動の時の心境を教えてください。

はい。大学では機械工学や設計製図などを学び、多くの友人は大学院やメーカーへの就職を決めていました。最初は自分もそういった道に進もうかと考えたのですが、自己分析を重ねた結果、机に向かってモノやサービスを作る仕事よりも、モノやサービスを使って人々の生活を向上させられるような仕事を望んでいることに気が付き、専門職ではなく総合職としてのキャリアを選択。自分が得た知識を地域貢献に幅広く活かせるのは交通業界だと導き出し、就職活動の軸を定めていきました。「製造メーカーとして交通業界に携わる道もあったのでは?」と聞かれることも多いですが、メーカー側としてではなく、あえてユーザー側から理系の知見を活かすことで、文理混合のコミュニケーションを生み出し、より良いサービスを地域に与えていくことこそが自分に合っていると思ったのです。

――そして京王バスへの就職を選ばれたのですね。

子どもの頃からバスなどの乗り物が好きで、ずっと憧れのような想いを抱いていました。当時から自分も京王バスを利用しており、身近に感じていた部分も大きかったのだと思います。交通業界への就職で京王バスを選んだことは、自分の中でとても自然なことでした。

大きなプロジェクトを経験し、自己成長を実現できました

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――東京オリンピック・パラリンピック競技大会関連のプロジェクトに参画されていたとお聞きしました。

2018年12月より東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会へ出向し、大会で使う輸送バスの運営拠点(バスデポ)の計画・運営業務に携わりました。出向前に所属していた技術担当で建物施設関係業務に携わっていた実績や諸々のタイミングが合い、任命していただきました。オリンピック・パラリンピックの期間中のみ使われる拠点ではありますが、選手輸送、メディア輸送、観客輸送など、かなりの交通量が見込まれており、必要とされるバスの数も相当なもの。非常にスケールの大きいプロジェクトで、業務を通して様々なことを経験し、自分自身も成長することができました。

――具体的には、どのような業務をしていたのですか。

組織委員会の一員として“どういった運営拠点をつくっていくか”を計画し、協力会社のゼネコンと連携しながら完成に向けて進めていく業務です。その中でも私に課せられた課題は、現場を知るバス会社としての観点・知見から現実的な提案を行い、設計に反映させていくこと。例えば、設計の段階でシャワールームや仮眠室が備えられていないようであれば、その必要性をお伝えして追加を提案したり、拠点で考えられるバスの具体的な動線を導き出したり…。関係者も多く、限られた予算の中で調整を進めていく工程はかなり骨の折れるものでしたが、自分の意見が反映された時の嬉しさや誇らしさ、世界的規模の大きな事業に貢献できる“やりがい”は、何にも代えがたいものでした。

学生時代に養った“探求心”を、最大限に発揮できる場所

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――現在もまた、大きなプロジェクトを担当されていますよね。

今は、ターミナル営業部に所属し、整備・運営計画業務などに従事しています。京王バスとしては新宿以東に構える初のバス拠点となります。当社は新宿西口高速バスターミナルやバスタ新宿での高速バスターミナル運営ノウハウがありますので、これらを基に八重洲ターミナルでも円滑な運営を行っていきます。会社の歴史の中でも一つの節目となる事業に携わらせていただき、自分には何が出来るかを日々模索しながら業務に取り組んでいます。基本的にバス業界は、人々の交通インフラを支え、日々の生活を守っていく存在です。“変わらない便利さ”を大事にする業界だからこそ、交通ネットワークの拡大に対して大きな使命感を持ち、仲間と共に全力でプロジェクトを進めています。

――最後に、バス事業において理系学部出身者はどのような活躍ができると思いますか。

理系学部出身の方であれば、研究室で自ら課題を見つけて取り組んでいく経験を重ねてきた方も多いでしょう。理系の方はそういった課題発見と問題探求のプロセスを学生時代に経験しているという点で、仕事の上でもプラスに働く部分はあるのではないかと思います。バス事業には、そんな学生時代に磨き上げてきた“探求心” “探求力”を活かすことのできるフィールドが無限に拡がっています。特にこれからは自動運転バスに代表される様に、バス事業においてもDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みが活発化してきますから、最新のIT知識を理解していくために、理系知識の素養があることは活躍の幅を広げてくれるのではないでしょうか。私自身の経験で言えば、図面を見るのが苦にならないことや、ロジカルな思考プロセスが身に付いていることが業務を円滑に進める上で役に立っている気はします。ただ、あまり理系・文系という枠に捉われず、あくまでも自分の意思で進路を選ぶことが何よりも大切だと思います。自分の実現したいことに対して、意思を持ってアプローチできる方ならば、きっと新たな可能性を導き出す人材としてどんなフィールドでも活躍することができるはずです。

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