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理系の知識が活かせる仕事|採用情報|京王バス株式会社・採用特設サイト

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仕事内容JOB

理系の知識が活かせる仕事

施設の仕事

「理系の知識」と「バス会社の仕事」。一見、パッと結び付くものが無いようにも思えますが、実はとても親和性が高いのです。しかもその傾向は近年さらに強くなってきています。
例えば、皆さんが旅行で訪れた街で、行きたい観光地があり、その時に値段の安いバスで行きたいと思いつつも、どのバスに乗れば良いかがパッと分からず、結局タクシーを使って行った、などという経験はないでしょうか?実はここに我々バス会社の抱える課題が隠れています。
バス会社はどこもキッチリと時刻表通りに毎日バスを安全に走らせています。我々バス会社は1便でも欠便させてしまったら大変なことだという意識を強く持ち、また、事故を起こさせない様に乗務員教育をしっかりと行って日々安全・快適なバス運行をお客様に提供しています。しかしながら、そのバスのルートや時刻、バスの乗り方などの情報をお客様に伝えるのはとても苦手分野であり、そのことによってお客様の利用機会をロストしてしまっているという状況が長年生じていました。

施設の仕事

ところが近年ではgoogleなどの巨大IT企業の提供するサービスにより、バスも含めた交通サービスがルート検索に取り込まれ、どんどん利用しやすい形でお客様に展開される様になってきました。MaaSと呼ばれるシームレスな交通サービスの1つの形がそこにはあります。ではgoogleとかに任せておけば、我々は何もしなくて良いのでしょうか?決してそんなことはありません。むしろ積極的に我々自身がIT化への取り組みを進めていく必要があるのです。
例えば今お話ししたルート検索へのデータ展開にしても、私たちがgoogleが取り込めるデータ様式でダイヤデータを展開しておくことで、そのような取り込みが可能となるのです。旧態依然としたデータの持ち方をしていては、いまだにgoogleのサービスには京王バスの時刻データは取り込まれていなかったことでしょう。

そしてこれからはDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が世の中を席巻している様に、バス会社においてもITの力による業務変革がより一層加速してくるのは間違いありません。バス事業は全産業から見て、IT革新の部分では後れを取っています。それだけにITの力による業務の効率化や画期的なサービスを生み出せる可能性は多く残っているのです。
当社ではここ数年、ITに関する取組みを積極的に行ってきました。各大学やIT企業などと連携した自動運転バスの実証運行、高速バス予約システムのアプリ開発やダイナミックプライシングによる高速バスの価格設定の弾力化、ビッグデータ分析による路線バスのダイヤ適正化、RPA導入による社内定型作業の自動化などです。これらITの力による事業変革の効果は非常に大きく、私達もそこに新しいバス事業の可能性を強く感じています。そしてこういったITの知識を柔軟に取り込み、活用できる人材こそが、これからのバス事業を背負っていける人材だと私達は考えています。
そういった意味で、冒頭「IT≒理系の知識」と「バス会社の仕事」の親和性が高い、すなわち「理系の知識」を「バス会社の仕事」に活かせるとお伝えしましたが、正しく言えば、最新のITテクノロジーに興味・関心を持ち、自身の業務に柔軟に取り入れ、アウトプットできる人材であれば、文系・理系を問わず活躍できるということになります。ITの力でバス事業を新たなフェーズへ。一緒にこれからのバスのあり方を探求し、創出していきましょう。

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