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Memu
Memu
K.W.
中途採用
2019年入社
Driver
生まれた時から京王線沿線に住んでいたため、京王の電車とバスはよく利用していました。
特に、小さい頃は電車よりもバスが好きだったらしく、よく「バスに乗りたい」と親に言っていたそうです。自分が就職活動をするにあたり、いつか大型バスを運転したいと思っていた事に加え、京王バスの乗務員さんの丁寧で優しいお客様対応に好印象を持っていた事もあり、京王バスに応募しました。入社して初めて制服に袖を通した時は、背筋が伸びる思いだったのを覚えています。京王グループの一員とあって、「大手の会社で安心だ」と家族が喜んでくれたのも、京王バスに就職して良かったポイントの一つです。
養成営業係としての入社だった為、入社後に大型免許を取るための研修を行っていました。人によって取得までの期間はさまざまですが、先輩乗務員のご指導のおかげで、私は2ヶ月で免許を取ることができました。お客様をお乗せする前段階の運転訓練で、初めて街を走行した時は普通車との差に緊張しましたが、先輩が必ず横について指導して下さるので安心感もありました。現在は独り立ちして、大型路線バスと多摩市のコミュニティバスの運転業務に従事しています。大型路線バスは約９０本のダイヤ（＝1日の仕事内容、複数の路線を組み合わせて作られている）があり、毎日走るダイヤが違うので新鮮な気持ちで運転することが出来ています。ミニバスの路線は大型路線バスとは走るエリアが異なり、地域の皆さまの大事な移動手段になっているんだなとより実感出来るので、誇らしい気持ちになります。
営業係はバスの運転だけが仕事ではありません。会社には複数の委員会があり、1つの班から各委員会に1人ずつ選抜されて活動します。自分の場合は事故防止委員会に属しており、事故防止の周知を行っています。具体的には、運行経路の交差点に行き、右左折時に横断歩道の手前で一旦停止をしているかのチェックなどもしています。その結果次第では、自分よりキャリアの長い先輩に指摘をしなければならない時もあり、その事を心苦しく思っていた時期もありましたが、皆さんが運転行動を改善しようと努めているので、「指摘してくれてありがとう」と言って頂ける事が多く、先輩方の器の広さに感謝しています。それと同時に、自分も安全運転を心掛けようと強く意識して乗務しています。
また、右左折時のチェックに関して、今までチェックをしていた交差点とは別の、鋭角に曲がらないといけない交差点――つまり、より安全運転が求められる場所でチェックをするべきではと提案したところ、快く受け入れてもらえました。何でも提案しやすい雰囲気を先輩方がつくってくれているので、キャリアの浅い社員でも積極的に提案が出来、委員会活動を行えます。
皆さんが柔軟に受け止めて議論してくれるので、ありがたく思っていると同時に、提案しがいもあります。
「キャリアの浅い社員でも関係ない」という点は、評価制度にも当てはまります。モニター添乗、いわゆる抜き打ちで運行時の運転技術やアナウンスなどのチェックが入るのですが、働きぶりに対して評価してくれるので、勤続年数が短くても給与が上がる要素があります。年数に関係なくひたむきな努力を認めてくれる良い会社です。
若い世代の方は、バスの乗務員には年上の方が多く、営業所の雰囲気に馴染めるか心配だと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、先輩方は優しく声を掛けてくれますし、働きやすい環境をつくってくださるので安心していただきたいなと思います。それに、私が入社した頃は、営業所に20代の方がいなくて少しさびしい気持ちでしたが、今は20代の同僚が増えているので、より心配なく働けるのではないかと思います。
勤務時間やお客様からのご意見などで、大変な仕事だと思う場面も多いと思いますが、直接お客様と顔を合わせる仕事だからこそ、「乗り心地が良かったよ」や「降りやすく停めてくれてありがとう」などのお声をかけていただけることもあり、やりがいを感じられる仕事だと思います。街の日常の一部を共に支えていけたらいいなと思いますので、一緒に働ける日を楽しみにしています。
