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Memu
Memu
Y.D.
中途採用
2019年入社
Driver
前職は事務の仕事をしており、家に仕事を持ち帰ることもしばしばありました。休日でも関係なくメールが溜まっていくのを見ていると、落ち着かずに家族の時間もどこかソワソワ。そんな時に、短時間勤務でもOKという正社員募集のポスターを見たのが、京王バスへの転職のきっかけとなりました。短時間勤務であることに加え、土日祝が休みなので家族の休日とも合わせられること、正社員としての採用で安定していること、養成制度があることで働きながら大型免許を取得できることが魅力的でした。ちなみに大型免許の取得費用は、3年以上働くと返済が免除になるんですよ。
今は大型路線バスの乗務員の仕事を担当しており、早朝から正午頃までのシフトになっています。最初は普通車との感覚の違いに戸惑いもありましたが、先輩が付いて運転を見てくれるので安心です。今では、バスのメーカーごとに機能やクセが異なっているのを発見すると、おもしろく感じられるくらいになりました。乗務員の仕事は運転だけでなく接客業の要素もあるので、接客が好きな方にも向いている仕事だと思います。
「気づき」を褒めてもらえることもあります。たとえば、毎日の車輌点検や掃除。目についた部分を確認していると「そこは気づかなかった、自分もやらなくちゃ」と他の社員が驚き、そういった部分も仕事の評価につながるのがありがたいです。掃除も点検も乗務員の仕事の一つで、お客様にはきれいなバスに乗ってもらいたいと思っています。力仕事が必要なシーンは基本的にありませんが、降雪時のタイヤのチェーン付けだけは大変です。でも、同僚たちがサポートしてくれるので助かっています。
日頃、運転しているとお客様から降車時に「アナウンスの声が素敵でした」「運転が上手ね」など、お褒めの言葉を頂戴することがあります。私は通勤時の気ぜわしい時間帯に運転しているので、明るくアナウンスすることでお客様が少しでも気持ちよく乗車していただけるように、と意識しています。運転も、バスはご年配の方の利用が少なくないので、アクセルやブレーキをゆっくり掛けるなど、できるだけ揺れの少ない運転を心掛けています。なので、そういったこだわりがお客様にも伝わっているんだ、と思うと嬉しくなります。お客様からお褒めの言葉は、この仕事の醍醐味の一つではないでしょうか。
私がバスの運転手になろうと思う、と話した時は子どもが心配していました。でも、夫が応援してくれたんです。ポスターも自分と同年代くらいの女性がモデルになっていたので、自分がターゲットなのかもしれない、くらいに感じました。今では、この仕事に就けて本当に良かったと感じています。短時間勤務で、お昼以降は自由に時間を使えますし、生活がガラッといい方向に変わりました。一方で、家族――特にパートナーの理解があってこそできる仕事なのかな、とも感じているので夫には特に感謝しています。
私のインタビューを見てくださっている方には、女性も多いと思いますので、女性ならではの働きやすいポイントをいくつか紹介しますね。と言うのも、京王バスは女性の働きやすい環境を整えてくれているんです。まず、育児休暇と産前産後休暇は当然ありますし、女性専用の施錠できる休憩室もあります。福利厚生が手厚く、ほかにも医療費の負担や財形貯蓄などの制度もあります。私の勤める多摩営業所には、女性の乗務員は私を含めて５人いて、困った時には相談もしやすいですよ。
